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大谷 直紀 さん
Naoki Ooya
GLIP, SPIRIT 創始者
Q. そもそもなぜGLIP/SPIRITを作られたんですか?
まず当時の背景から説明すると、
社内にHR業界No.1のリクルートが「普通の採用をするなよ」という雰囲気があったんだよね(笑)
だからこそ社会に誇れる人材育成を目的にした採用をしようということになって、
とにかく1人も採用できなくてもいいから、
世の中に大きな価値を生み出せる人材=グローバル人材を輩出しようと。
そこからは、ひたすらグローバル人材というものを追求していった。
そうして色んな識者にヒアリングし、追求して出た答えが、
”どんな環境でも思っていることを伝えられ、周りの人間を巻き込める人間”
つまり、英語を話せるだけじゃダメで、1つの事象から学べる力=内省力を持ち、
それを元に選択・行動を起こせる人間。
そんな人間を育てるためにGLIP/SPIRITを作った。
Q. GLIP/SPIRITにはどんな人を連れていったんですか?
インターンのジャッジ基準は、めちゃくちゃ揉めた!
人材要件的な話とステータス的な話で、
留学生に合格出したら日本の国力を高めるみたいなことを強く言ったら怒られたりして(笑)
でも、最終的にジャッジ基準はRCAの要件と変わらなかった。
大事なのは、人としての根っこの部分とエネルギーの大きさ。
結局、自分のことを丁寧に観察できて、甚だしいことをやる人。
太い根っことでかいエネルギーを持ってる奴がグローバルリーダーになる。
エネルギーがある人ってのは、みんな内省力を持ってるからね。
自分の大事にしていることを観察し、そこに蓋をしないで行動している人。
Q. 実際、GLIP/SPIRITをやってみて感じたことはなんですか?
インターンを通して、学生が日々どんどん変わっていくという感覚がめちゃくちゃあったよね。
GLIP/SPIRITは、実績に重きをおいて生きてきた人たちが多い中で、
内省をして自分を見つめ直す世界を生きることは、とても大事だと思った。
でも、こういうプログラムはにんにく注射的な側面もあって、
異空間に連れてってるからこそ起こせるものではある。
短期的にはめちゃくちゃデカい効果を生むんだけど、継続性には欠ける。
そうした中で、アフターイベントを行なって、
メンターが継続的にサポートしていくことで担保をしていこうとしていた。
Q. GRITという組織に何を思いましたか?また、メンバーに期待することはなんですか?
まず初めに、事前に共有してもらったGRITの企画書を見て感動した。
本当に学生が作ったの?って(笑)
自分が強い想いを持って作ったGLIP/SPIRIT、その精神が脈々と受け継がれてる。
GRITのメンバーだからこそ出せる価値が絶対にあると思う。
みんなが、GLIP/SPIRITの中で過去に共通の体験をしている。
それによる心理的安全性は絶対あるはずだし、そんな組織はめったにない。
社会人を重ねていくと絶対に自分という人間そのものが問われるようになる。
数値や合理だけでは、白か黒か明確にならない選択をするタイミング。
そんな時に自分の生き様、意思に基づいた判断をしなくてはいけない。
これから先、世の中に大きな価値を生み出す人間として、
GRITを通して “内省力=Be” と “行動力=Do” を継続的に鍛えていって欲しい。
GLIP/SPIRITの卒業生、GRITメンバーとして、皆のこれからを期待しています。